27日から31日にかけて開催中の「中国（横店）国際映画取引会」兼「第26回全国映画プロモーション大会」にシャオ・ジャン（肖戦）主演の「射鵰英雄伝：侠之大者」や「封神第二部：戦火西岐」などの顔触れが登場し、話題となっている。

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映画取引会の目的は、最新の映画作品、技術、そして市場トレンドの展示、国内外の映画制作・配給ルートの構築と協力プラットフォームの提供だ。また、年末年始の枠、来年の春節枠、メーデー枠、夏休み枠、国慶節枠に順次新作と話題作を上映することで、映画市場を盛り上げる狙いがあるとみられている。

今回の映画取引会で紹介されたのは、「モアナと伝説の海2」や「ハリー・ポッター」シリーズ、是枝裕和監督の「そして父になる」など52の海外映画と、「蛟龍行動Operation Leviathan」「小説家の暗殺2」を含めた108を超える中国映画。アクションやサスペンス、ロマンス、戦争、SF系を網羅した160もの作品が一挙登場し、注目の的となった。

作品の紹介ラッシュの中、「そして父になる」は年末に、「封神第二部：戦火西岐」は来年の春節期間中に公開予定など、上映のスケジュールが次々と決定。映画ファンが特に待ちわびているツイ・ハーク（徐克）監督とシャオ・ジャンのタッグによる武侠映画「射鵰英雄伝：侠之大者」の公開時期はまだ明かされていないが、最も興行成績が取れる春節枠の可能性が高いとみられている。

ファンからは「沈み気味の武侠映画にとって救いの一作」「超大作が勢ぞろいの春節枠に『射鵰英雄伝』が上映される可能性は高い」「『射鵰英雄伝』にやっと進捗（しんちょく）が見えて良かった」「春節期間中に映画館に出掛ける家族が多いので、期待したい」「おそらく春節枠を狙った映画のPR合戦」などの期待が寄せられた。（翻訳・編集/RR）