韓国、全体の死亡率は大幅に減少も、自殺率は増加=OECDで最多―韓国メディア

Record China    2014年9月16日(火) 22時20分

拡大

16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国保健社会研究院が公表した経済協力開発機構(OECD)構成国の死亡率に関するレポートで、韓国の死亡率が全体的には大幅に減少しているものの、自殺率は上昇していることが分かった。写真は韓国ソウル。

(1 / 2 枚)

2014年9月16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国保健社会研究院が公表した経済協力開発機構(OECD)構成国の死亡率に関するレポートで、韓国の死亡率が全体的には大幅に減少しているものの、自殺率は上昇していることが分かった。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

レポートによると、韓国の年齢調整死亡率(集団の年齢構成の違いを考慮して補正された割合)は、2002年の10万人あたり1054.6人から2012年には753.8人と28.5%減少。エストニア(29.6%)に次いで2番目に大きな減少幅となった。

胃がんの死亡率は10万人あたり42.8人から23.4人へと大幅に減少したものの、依然としてチリ、日本に次いで3番目に多い。交通事故の死亡率は10万人あたり25.2人から13.9人へと44.8%減少したが、こちらもメキシコ、チリに次いで3番目に多い。

一方で、自殺率は2002年の10万人あたり22.7人から2012年には29.1人と、28.2%増加し、OECD構成国の中で最高だった。

韓国保健社会研究院は、「韓国では医療技術の発達によって、高度な治療を必要とする病気の死亡率は下がっているが、自殺率は上昇している。関係部門は有効な対策を取る必要がある」と指摘している。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携