台湾メディアのTVBS新聞網はこのほど、台湾の旅行ブロガーが日本旅行を避けるべき三つの時期について紹介したことを報じた。

記事は、「台湾人は海外旅行が好きで、中でも最も人気の国が日本だ」とし、「年末が近づいてくるに連れ、多くの人たちが来年の旅行の計画を立て始めているが、あるブロガーは日本と台湾のカレンダーの対照表を投稿して、旅行を避けるべき時期をアドバイスした」と伝えた。

それによると、この対照表をSNSでシェアした旅行ブロガーの「最懶少年」さんは、「安い航空券を探すのと同時に、日本の連休に注意することを忘れないように。さもないと苦痛の旅になってしまう」と呼び掛けた。

そして、避けるべき時期としてまず元日を挙げた。台湾では12月28日から1月1日まで5連休になるということだが、「その時期は日本は観光地がごった返すほか、休みになる店も多い」と説明した。

二つ目には4月末から5月初めのゴールデンウイーク（GW）を挙げ、「日本では有給休暇を使えば11連休にすることができる。どこに行っても人だらけなので、特に用事がなければ避けた方がいい」とした。

三つ目は8月の山の日からお盆にかけてだとし、「最大で9日間の休みになる。お盆は日本人にとって大切で実家に帰省する人が多く、各地が混雑するので旅行に行くことはお勧めしない」とした。

これに、他のユーザーからは「シェアありがとう」「これはありがたい！」「しまった。GWに引っかかってた」「うちの会社はなぜかGWに（日本への）社員旅行を計画している」「天皇誕生日もお店は休みになるのでしょうか？」「今年6月に京都と奈良に行ったら課外授業の小学生たちと遭遇したよ」「中国の連休にも注意しないといけない。その時期に日本に行くと、観光客が多すぎるから」などの声が上がった。

また、「こう見ると台湾の休みって本当に少ないな」「見て感じたのは、どの時期を避けるかということよりも、台湾の労働者の悲哀」「日本に連休が多いということだけは理解した」「日本人は働き過ぎと言われていたけど、連休は台湾よりずっと多いな」などのコメントも寄せられていた。（翻訳・編集/北田）