中国と韓国、1人当たり国民総所得の差が大幅に縮小―韓国メディア

Record China    2014年9月16日(火) 17時37分

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15日、中国の経済成長により、中国と韓国の1人当たりの国民総所得の差が大幅に縮まっている。資料写真。

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2014年9月15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国銀行(中央銀行)と金融投資業界が同日発表したデータから、中国と韓国の1人当たりの国民総所得(GNI)の差が大幅に縮まってきていることが分かった。環球時報(電子版)が伝えた。

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中国の1人当たりGNIは、03年には韓国の1人当たりGNIのわずか9.0%にすぎなかったが、13年にはこの割合が25.7%となり、両国の差は大幅に縮まった。近年の中国経済の成長率が韓国経済の成長率を大幅に上回っていることが原因に挙げられる。03年、中国経済の成長率は10.0%を記録。07年には14.2%に達し、現在も7%前後を維持している。一方、韓国経済の成長率は、03年はわずかに2.9%だった。その後、いくらかの起伏はあったものの、13年の成長率は3.0%前後に過ぎない。

中国経済の成長に伴い、国民1人当たりの所得も大幅に伸び、中国が韓国の内需市場に与える影響力もますます大きくなっている。韓国の輸出関連企業に対して中国が巨大な影響力を持っているだけでなく、中国人消費者が韓国の内需型企業の発展に対しても重要な作用を及ぼすようになった。中国で再び韓流ブームが巻き起こったことにより、中国人消費者が韓国の化粧品やファッション業界、芸能界、医療、観光業界などにもたらす影響も大きくなっている。韓国政府は中国人消費者の重要性を認識し、中国人消費者に適応した政策を制定する必要がある。(翻訳・編集/HA)

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