世界のスマホ出荷台数でサムスンとアップルがまさかの結果に=韓国ネットも支持分かれる

Record Korea    2024年10月21日(月) 7時30分

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17日、韓国・ヘラルド経済は「これまで7~9月期の世界のスマートフォン出荷台数で存在感を示してきたサムスン電子が、今年はぎりぎりで1位を守る水準にとどまった」と伝えた。写真はサムスンのスマホ。

2024年10月17日、韓国・ヘラルド経済は「これまで7~9月期の世界のスマートフォン出荷台数で存在感を示してきたサムスン電子が、今年はぎりぎりで1位を守る水準にとどまった」と伝えた。

市場調査会社Canalysが16日に公表した資料によると、7~9月期の世界のスマートフォン出荷台数1位はサムスン電子で、シェアは18%だった。ただ、Canalysは小数点以下を公開しておらず、2位の米アップルもシェアは18%となっている。サムスン電子は1%未満の僅差で1位の座を守ったとみられる。

昨年7~9月期は、サムスン電子が21%、アップルが17%で4ポイントもの差をつけていたが、1年間で大幅に追い上げられた。通常、7~9月期はサムスン電子のフォルダブルフォン(折りたたみスマホ)とiPhoneの新シリーズの発売時期と重なる。そのため、今年のこの数字について「サムスン電子のフォルダブルフォンの人気が落ちた」「危機なのでは」との声が上がっているという。

実際、韓国内で、「Galaxy Z Flip」「Galaxy Z Fold6」の予約台数は、前作モデルより10万台以上減っている。今回の新作は機能上、大きな変化がなく、魅力に欠けると指摘されている。

こうした状況がモバイル事業を担当するMX事業部の営業利益にも反映されたと、業界は分析している。今年7~9月期の営業利益は2兆5000億ウォン(約2731億円)と推計されているが、昨年同期(3兆3000億ウォン)に比べると1兆ウォン近く少ない。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「出荷台数より、大事なのは販売台数だ」「どっちも使ってみて思うのは、Galaxyのほうが優れている」「いや、両方使ったけど、どっちがいいとか悪いとかは感じないよ」「テレビに出てるアイドルはほとんどがiPhoneを持ってるから」「フォルダブルは畳んでると小さいし広げると大きすぎる。耐久性にも不安がある。ずっとGalaxyだけど、次はiPhoneにする予定だ」「100万ウォン以上するのに、2年ごとに買い換えなんて無理」「サムスン崩壊の理由。消費者が望むものじゃなく自分たちがつくりたいものをつくるから。そりゃ買わないよ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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