中国の人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）の主演映画「得閒謹制」がクランクアップしたと報じられ、中国SNSの微博（ウェイボー）では「シャオ・ジャンと監督のお別れのハグ」映像が注目を集めた。

「得閒謹制」は制作会社が準備に10年を費やした重要プロジェクトで、日中戦争中の1943年に行われた湖北作戦（中国では「鄂西会戦」）において重要な戦いの一つとなった湖北省・石牌要塞の攻防戦「石牌保衛戦」を描く作品。監督は時代劇ドラマ「琅琊榜（ろうやぼう）～麒麟の才子、風雲起こす～」や現代ドラマ「歓楽頌」などを手がけてきたコン・ション（孔笙）氏だ。

微博では18日、フォロワー数430万人超のアカウントが「『得閒謹制』の撮影が終わった。シャオ・ジャンとコン・ション監督はお別れのハグ。2人の再タッグを期待する」とのコメントを添えて、空港のような場所でハグする2人の人物を捉えた映像を投稿した。

これにネットユーザーからは「クランクアップおめでとう！」「お疲れさまでした！公開が待ち遠しい」「シャオ・ジャンはこの作品で新たなキャラクターを手に入れた」「大ヒットを祈ってます」という声や、「監督はハグをしながら（シャオ・ジャンの）背中をポン、ポンと軽くたたいている。心温まる光景」「長い間休んでいないだろうから、しっかり休んでください」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/野谷）