中国初の「炭素排出ゼロ港」、山東省濰坊市に完成

CRI online    2024年10月17日(木) 16時50分

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中国初の「炭素排出ゼロ港」が山東省濰坊市に完成しました。

山東港口渤海湾港グループの濰坊港はこのほど、中国船級社品質認証有限公司による「炭素中和評価証明書」を獲得し、濰坊港の全港範囲で「炭素中和(カーボン・ニュートラル)」が実現したことを証明し、全国初の「炭素排出ゼロ港」が山東省濰坊市に建設されたことを示しました。

今年9月30日、濰坊港の4台の6.7メガワット風力発電機のネットワーク化に成功し、山東省初のネットワーク化発電の陸上分散型風力発電プロジェクトとなり、年間使用可能発電量は7000万キロワット時を超え、港区全体の使用量を満たすことができ、余剰分は電力網を通じて社会に提供することもできます。濰坊港のために毎年電力使用コストを約960万元(約2億円)節約し、同じ発電量の通常の石炭火力発電ユニットと比べて、標準石炭を2万1000トン節約し、二酸化炭素排出を5万7000トン削減し、煙じんを1.5トン削減し、その他の排ガス二酸化硫黄を7.0トン削減し、また、窒素酸化物を10.5トン削減するということです。

濰坊港は分散型風力発電システムの建設、水素エネルギー車両の応用、電気エネルギーの代替と自動化改造の推進などの一連の排出削減措置を通じて、そして合格した炭素クレジットを使用して残りの温室効果ガス排出量を相殺して、最終的に炭素中立を実現しました。(提供/CRI

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