リウ・イーフェイ（劉亦菲）主演の中国ドラマ「玫瑰的故事」がネットフリックス（Netflix）での配信をスタートしたことで再び注目を集めている。

「玫瑰的故事」は6月に動画配信サービス・騰訊視頻（テンセント）と国営テレビ・中央電視台（CCTV）で配信・放送されたヒット作。騰訊視頻では作品の人気と話題性を示す「熱度」ポイントが現代ドラマで初めて3万ポイントを突破した。TikTok中国国内版「抖音（ドウイン）」でも、ドラマの話題を扱うショート動画の再生回数が410億回を突破するなど、数々の記録をマークしている。

リウ・イーフェイは2022年に16年ぶりのドラマ作品となる時代劇「夢華録」に主演。その後は2023年の「去有風的地方」、2024年の「玫瑰的故事」と主演ドラマが毎年ヒットしてきた。「玫瑰的故事」は8日にネットフリックスで配信をスタートしたことで新たな視聴者を獲得し、再び注目を集めている。

「玫瑰的故事」のクランクアップ以降、すでに1年近くドラマ撮影から離れているが、このほどインタビューで新作の計画について聞かれると、「私の出演作がどれも絶対に撮らなければと思えるものだったらいいなと願います」とコメント。長く時間を置くと視聴者が忘れるのではとの問いかけには「忘れてもまた思い出してくれたらいい」と笑いを交えて答えている。

「玫瑰的故事」ではリウ・イーフェイ演じるヒロインを巡る男性にポン・グアンイン（彭冠英）、ケニー・リン（林更新）、ウォレス・フォ（霍建華）、リン・イー（林一）ら人気俳優が出演。最初の恋人を演じたポン・グアンインは、リウ・イーフェイとの親密なシーンも多かったが、体が密着する撮影では2人の間にクッションなどを挟んでいたと明かしている。この対応が共演女優を尊重する行いだとネット上でも称賛されている。（Mathilda）