韓国で3年以上働かず「ただ家で休んでいる」若者が8万人を超える=韓国ネット「この国は崩壊する」

Record Korea    2024年9月22日(日) 6時0分

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19日、韓国・KBSは「3年以上働いていない若者のうち、求職活動もせずただ家で休んでいる若者が8万人に達することが分かった」と伝えた。資料写真。

2024年9月19日、韓国・KBSは「3年以上働いていない若者のうち、求職活動もせずただ家で休んでいる若者が8万人に達することが分かった」と伝えた。

記事によると、最終学校卒業(修了・中退含む)後に3年以上働いていない青年層(15~29歳)は5月時点で23万8000人に上り、22年以降で最も多かった。このうち主な活動として「家などでただ時間を過ごした」と回答した若者は8万2000人(34.2%)だった。

記事は「3年以上働いていない若者の約3分の1が就職試験の準備や求職活動をしていないということを意味する」と説明した。

3年以上働いていない若者のうち「ただ家で休んでいた」若者は21年の9万6000人から22年は8万4000人、23年は8万人に減少していたが、今年は8万2000人で増加に転じた。

3年以上働いていない若者のうち「就職関連の試験の準備をした」との回答は28.9%(6万9000人)、「育児・家事をした」との回答は14.8%(3万5000人)、「進学の準備をした」との回答は4.6%(1万1000人)だった。

また、就職を希望しているが賃金水準など条件に合う就職先が見つからず就職をあきらめた「青年層求職断念者」も増加している。1~5月の月平均は12万179人で前年同期(10万8525人)より1万人以上増えた。求職断念者全体(38万7000人)のうち青年層が占める割合は31.1%だった。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「若者への支援金をなくすべき。ただやる気がないだけの人を支援する必要はない」「休むというのは短期間のことをいう。『ただ家で遊んでいた』と表現するべき」「その年齢で3年休んでも衣食住が全てまかなえるなんてうらやましい」「国からも親からも支援が受けられなくなったら自ら這い出てくるよ」「これがSNSのマイナスの効果だ。インスタで見る他人はみんな裕福に幸せに暮らしている。それが原因で自分を客観視できず、条件のそろった就職先ばかり求める若者が就職できず、その数はどんどん増えていく。この国は崩壊する」「身の程をわきまえることが重要。メディアで流れる華やかな世界ではなく現実を見ないと。家に閉じ込もっていないで、どんなことにでも挑戦してみたらいい。知らない自分に出会えるから」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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