台湾メディアの聯合新聞網は17日、台湾人の中秋節旅行先として検索数上位になった5都市を挙げ、「意外さはなかった」と伝えた。

記事は、「今年の中秋節の海外旅行検索件数は（前年比）ほぼ3倍に増加している」とし、オンライン旅行予約プラットフォームのアゴダのデータを紹介。今年の中秋節旅行関連の検索数1位は東京で、以下、ソウル（韓国）、大阪、香港、バンコク（タイ）の順になっていると伝えた。

アゴダの担当者は「中秋節は家族の集まりと祝いの時期であり、台湾で最も重要な祝日の一つだが、検索数の増加はこの（家族だんらんの）時期にも台湾人が海外旅行を検討していることを示している」と話したという。

記事は1位の東京の魅力について「日本の首都、伝統と現代の魅力を提供している。旅行者は悠久の歴史を持つ寺を尋ねながら、世界レベルのショッピングを楽しむことができ、活気に満ちたナイトライフを体験できる」と紹介した。

また、3位の大阪については「グルメや歴史的な遺跡で有名で、台湾人旅行者が最もよく訪れる場所の一つ。人気スポットは大阪城やユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）、にぎやかな道頓堀などが挙げられる」と伝えた。（翻訳・編集/北田）