人民網日本語版 2024年9月16日(月) 5時30分
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13日に開かれた全国人民代表大会常務委員会会議において、法定定年退職年齢の段階的な引き上げ実施に関する決定が可決された。
13日に開かれた全国人民代表大会常務委員会会議において、法定定年退職年齢の段階的な引き上げ実施に関する決定が可決された。2025年1月1日から、中国は今後15年かけて、男性の法定定年退職年齢を現在の60歳から63歳に、女性は現在の50歳または55歳から、55歳または58歳へと引き上げる。新華社が報じた。
1950年代に定められた現在の法定定年退職年齢が、70年ぶりに調整されることになる。 法定定年退職年齢が引き上げられるほか、2030年から、基本年金を受給するために必要な保険料の納付期間を、15年から20年へと段階的に延長する。これは毎年6カ月ずつ延長されていく。 定年退職年齢を統一して引き上げるのをベースに、基本年金を受給するために必要な期間の保険料を納付していることを条件に、3年未満なら前倒しで定年退職することができる。また、定年退職する時の年齢は、現行の法定定年退職を下回らないものとする。さらに雇用機関と話し合い、合意に達するのを条件に、最長3年未満を条件に、定年退職を延長することもできる。
今回打ち出された案は、中国の平均寿命や健康水準、人口構造、国民の受けている教育の程度、労働力供給といった要素を総合的に検討して制定された。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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