2024年9月12日、韓国・ソウル経済は「1～7月に韓国を訪れた外国人のうち約25％が列車の旅をしたことが分かった」と伝えた。

記事によると、1～7月の訪韓外国人911万人のうち、一般・高速列車を利用した人は約25％の232万人に上り、前年同期比50．2％増加した。中でも中華圏の観光客がモバイルアプリから事前予約するケースが大幅に増え、約18万人が利用して前年同期比204％増となった。

韓国国土交通部とKORAIL（韓国鉄道公社）は、外国人観光客の増加に合わせて多様なグローバル旅行プラットフォームと提携し、鉄道乗車券の予約の利便性を向上させた結果と分析している。

また、外国人観光客は主にソウル駅から出発する列車を利用している。行き先の一番人気は釜山（プサン）で、全体の61．6％を占め圧倒的に多かった。後には大邱（6．3％）、慶州（5．7％）、全州（3．3％）が続いたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「釜山は最近、外国人観光客が目に見えて増えた」「ついに外国人が釜山の魅力に気付いたか」「正直、ソウルより美しくて魅力的な都市」「韓国で唯一、行く価値のある都市が釜山」「釜山の海雲台はおいしいものも多くて本当に面白い場所。韓国人も大好き。韓国にもうまく開発すればいくらでも外国人観光客を増やせる都市がたくさんある」「釜山の海雲台、広安大橋に行ってみて。もうソウルには戻れない」「韓国で文化、観光、交通インフラが完璧にそろっているのはソウルと釜山だけ」「韓国は治安が良いから旅行会社を介さず個人で自由に動き回ればいい。それに外国人もようやく気付いたみたい」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）