日本のラーメン店ではなぜ床に湯切りするのか―台湾メディア

Record China    2024年9月16日(月) 12時0分

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台湾メディア・風伝媒はこのほど、日本系のラーメン店での湯切りに関する議論が台湾のネット掲示板上で起きたことを報じた。

台湾メディア・風伝媒はこのほど、日本系のラーメン店での湯切りに関する議論が台湾のネット掲示板上で起きたことを報じた。

記事は、あるネットユーザーがこのほどSNS上で「ラーメン店ではどうしてゆでた麺を地面に向かって湯切りするのか。こうするとおいしいのか」という疑問を提起したと紹介した。

そして、この疑問に対してラーメン店の店員やラーメン職人を名乗るネットユーザーが続々と回答を寄せたとし、あるユーザーは「現役のラーメン店員。ゆで機の上で湯切りをする台湾式と異なり、日本式が地面に向けて湯切りするのは、ゆでた麺をスピーディーに湯切りするため。すぐに湯切りすることで麺が伸びるのを防ぎ、丼に近いところで湯切りすることで麺の温度を保ったまま丼に入れることができる。ゆでる場所の後ろに調理台があるという店のレイアウト上の問題もある」とコメントしたことを伝えた。

また、別のユーザーからは「前に働いていたラーメン店の店主によると、水分をしっかり切る以外に、勢いよく振り落として湯切りすることで麺が急速に冷めて縮み、コシが出るらしい」「ゆで上げた麺にはかなりのゆで汁が付いてるから、しっかり湯切りしないとスープの濃度に影響が出てしまう」といった意見も出たと紹介した。

さらに、一部のユーザーから「ゆで汁を地面に直接落とすのは滑りそうだし衛生的にも問題があるのではないか」という疑問の声も出たとし、この疑問に対しては「飲食店の厨房の床は水がとどまらないよう傾斜している」「毎日閉店後に床を磨いて水を流しているから問題はない」といった回答が寄せられたと伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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