anomado 2024年9月8日(日) 16時0分
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6日、中国の元俳優シュー・ジェンシーがSNSを通じて半年前の突然の引退の理由を語った。写真はシュー・ジェンシー。
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2024年9月6日、中国の元俳優シュー・ジェンシー(徐正溪)が突然の引退について語った中国SNS・微博(ウェイボー)での投稿が注目を集めている。
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時代劇「賢后 衛子夫」や「独孤伽羅~皇后の願い~」など数々の作品で知られる39歳のシュー・ジェンシーは今年3月に突然、ウェイボーで短いメッセージを投稿する形で俳優引退を表明した。それから約半年後の9月6日、ウェイボー公式アカウントを通じて、引退について語る長文のメッセージを投稿した。
投稿の冒頭で、「守護神たち(※ファンのこと)、お元気ですか。シュー・ジェンシーです。私は裕福な家庭の出身ではありませんが、生まれた時代のタイミングと幸運に恵まれ、仕事で少しの成功を得ることができ、ファンの皆さんにも会えました。私が今日あるのは、ファンの皆さんがずっと私と共にあり、私の行き先を光となって導くように支えてくれたおかげです。私の道は決して平坦な道ばかりではありませんでしたが、そういう時でも皆さんは私に乗り越える勇気をくれました。このご恩は決して忘れることはないでしょう。ただ、そんな皆さんに私はまだおわびができていません。あのウェイボーの投稿で、多くの皆さんにご心配やご迷惑をおかけしました。すべて私の考えが至らなかったせいです。この場を借りて皆さんにおわびします。私が間違っていました。申し訳ありませんでした」と述べた。
次に「あれから半年がたち、皆さんに本当の理由を伝えるべきだと思いました。実は6年前から父が重い病を患っています。ここ2年で父の病状は想定以上のスピードで悪化しました。わが家は一人っ子で、息子の私が家を支える必要に迫られていました。実家を出てからもう20年近くになりますが、ずっと一家団らんを楽しめることを願っていました。情けないことに、私は父が倒れて初めてこの願いが永遠のものではないと悟ったのです。私は衝動的にどうしても家族の元へ帰りたいと願うようになりました。ただ、この衝動的な行為の結果、たくさんの人を傷つけることになりました。ファンの皆さん、プロジェクトのスタッフやクライアント、サポートしてくれた友人たち、育ててくれた事務所あってのシュー・ジェンシーでした。(中略)いろいろなことを経て、感じたことのすべてを文字にするのは難しいです。引退から今までの間、自分の言動でさまざまな迷惑や誤解を招いたことを、とても恥ずかしく感じ、反省しています。にもかかわらず、誰も私の愚かさを責めたり、文句を言ったりせず、私が苦難を乗り越えられるよう手を差し伸べてくれています。私はただ一言、誠心誠意、ありがとうと言いたいです」と続けた。
さらに「私の守護神の皆さんが、いろんなプラットフォームで変わらず私を応援し、寄り添ってくれることに、私がどれだけ感激しているかを伝えることができず、ただ感嘆することしかできません。年齢が変われば、向き合う困難も変わります。それぞれの歳月にはそれぞれの難題があり、違った段階で違った挑戦に向き合うことがあります。私はもう、皆さんが望むシュー・ジェンシーにはなれないかもしれませんが、皆さんとの約束は、違う方法にはなりますが、ずっと守り続けるつもりでいます。よろしくお願いします。皆さんも健康に気をつけて、大事な人を守り続けてください。最後に、私と皆さんの穏やかな気持ちで世界に平和な未来が作られることを望みます」と述べた。
この投稿に対し、中国のネットユーザーからは「謝らなくていい」「何も間違ったことをしていない」「芸能活動をしていても、お父さんの世話をしていても、あなたは私たちの好きなあなたのままだ」「出会えただけで幸せ」「守護神だから永遠にあなたと共にある」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/原邦之)
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