中国では7月、工業経済の質の高い発展が着実に推進されたことに伴い、新たな原動力が持続的に育成され、工業生産が安定を維持し、工業企業の利益が持続的に回復する態勢となり、工業企業の利益状況は以下の主要な特徴を示しました。

工業企業の利益の伸びが加速しています。全国の一定規模（年間売上高2000万元、約4兆円）以上（規模以上）の工業企業の利益は前年同期比で3．6％増加し、1～6月より0．1ポイント加速し、安定した回復態勢を継続しました。ハイテク製造業の利益は同12．8％増で、規模以上の工業の平均水準9．2ポイントを大幅に上回り、規模以上の工業の利益を2．1ポイント増やし、規模以上の工業の利益増に対する貢献率は6割近くに達し、工業経済をリードする役割が明らかになりました。また業界別で見ると、製造業のハイエンド化、インテリジェント化、グリーン化の進展に伴い、関連業界の利益成長は速く、うちリチウムイオン電池製造業界は同45．6％増、半導体デバイス専用設備製造業界は同16．0％増、インテリジェント消費設備製造業界は同9．2％増を示し、工業の質の高い発展を推進するために重要な原動力を提供しました。装備製造業の利益も同6．1％増と安定した成長を維持し、規模以上の工業利益の回復に重要な支援を提供しました。（提供/CRI）