北京市は25日夕方から雨が降り続いています。北京市気象台は25日午後、暴雨の青色警報を出しました。北京市気象部門の最新統計によりますと、25日午後5時から26日午前9時までの北京市全域の平均降水量は51．9ミリ、市街地では平均56．3ミリで、いずれも暴雨のレベルになっています。最大降水量は北京市通州区にある永順公園で観測され、137．0ミリに達しました。雨は26日午後から次第にやむと予測されています。

北京市房山区、門頭溝区、昌平区では住民計3156人を避難させています。順義区、通州区、朝陽区では浸水地点計7カ所が現れましたが、すでに排水作業を終えたということです。

なお、中国の気象当局は、24時間の降水量が50ミリを超えた雨を「暴雨」と称しています。（提供/CRI）