映画「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」の魅力を解説―台湾メディア

Record China    2024年8月25日(日) 0時0分

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22日、台湾の女性ファッション誌・Bella儂儂が映画「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」の五つの魅力について紹介する記事を掲載した。資料写真。

2024年8月22日、台湾の女性ファッション誌・Bella儂儂が映画「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」の五つの魅力について紹介する記事を掲載した。

記事はまず、一つ目の魅力に「物語の逆転生」を挙げ、「四葉夕卜氏が原作、小川亮氏が作画を担当する『パリピ孔明』は、三国時代の最強軍師・諸葛孔明が現代の東京・渋谷に転生する物語。ヒロイン・月見英子(つきみえいこ)の歌声に感動した孔明がマネジャーとなり、智謀を駆使して彼女をトップスターに育て上げるストーリーは、その設定だけでも非常に魅力的だ。現代の多くの作品が『異世界に転生する』もしくは『過去にタイムスリップする』設定を持つ中、『パリピ孔明』は過去から現代へタイムスリップするという逆転の設定を取り入れており、諸葛孔明という歴史上の有名な人物を現代の新たな視点で楽しむことができる」と紹介した。

また、二つ目の魅力を「おなじみのコンテンツ」とし、「『三国志』や『三国志演義』は東アジアで非常に親しまれているコンテンツだが、『パリピ孔明』では、最強軍師を最強の歌手マネジャーに変貌させている。孔明はその知恵と策略を駆使して、英子のために宣伝戦略を立てる。例えば、『三国志演義』で登場する石兵八陣や草船借箭といった戦術がファンを獲得するための戦略として登場する。また、登場キャラクターの名前も三国志にちなんだものが多く、ヒロインの月見英子は孔明の妻『黄月英)』から、英子の父『承彦』は黄月英の父の名前から取られている。他にも『赤兎馬』というキャラクターは関羽の愛馬から名付けられている」と説明した。

続けて、三つ目の魅力を「中毒性のある神曲」だとし「『パリピ孔明』が爆発的にヒットした理由の一つは主題歌の『チキチキバンバン』だ。この曲は、ハンガリーの歌手・JOLLY(ジョリー)の『Bulikirály』をアレンジし、同作のために結成されたスペシャルユニット「QUEENDOM」がカバーしたものだ。彼女たちの元気な歌声とキャッチーなメロディー、さらに孔明のコミカルなダンスが組み合わさり、瞬く間にネット上で話題となった。実際、この主題歌がきっかけでテレビアニメを見始めた視聴者も多いようだ」と述べた。

さらに、四つ目の魅力に「実写ドラマの大ヒット」を挙げ、「テレビアニメの高い人気を受けて、『パリピ孔明』はすぐに実写ドラマの制作が決定した。向井理が三国の軍師・諸葛孔明を演じ、長髪にローブをまとい、羽扇を持ち、高くて大きな綸巾を被った姿で登場し、その派手でユーモラスなスタイルが話題を呼んだ。また、ヒロインの英子役には上白石萌歌、劉備役にはディーン・フジオカがキャスティングされた。この実写ドラマはストリーミングでの大ヒットに加え、深夜帯のテレビ視聴率も好調だったという」とした。

そして、五つ目の魅力に「映画化決定」を挙げ、「テレビアニメ『パリピ孔明』の第2期を待ち望む声がある中、台湾でも映画『パリピ孔明 Road to Summer Sonia』が先行して上映される。同作はテレビアニメ全12話の中から、英子が日本最大級の音楽イベント・サマーソニアの出演権を獲得するまでの道のりを抜粋して再編集した作品。日本語版キャストには置鮎龍太郎、本渡楓、千葉翔也といった一流声優が名を連ね、台湾語版では黄匯峰が諸葛孔明、穆萱名が月見英子の声を担当。なお、日本語版と台湾語版は8月23日に同時公開される」と宣伝した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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