中国外交部の毛寧報道官は22日の定例記者会見で、記者から「報道によると、中国欧州連合（EU）商工会議所は20日、欧州委員会が中国の電気自動車（EV）に関税を課す草案を発表したことについて、欧州委員会の保護主義によるやり方に強い不満を表し、断固反対するとして、この（欧州委員会の）措置は中国と欧州の貿易関係の緊張を高め、国際協力とグリーン発展に深刻なマイナスのシグナルを送ると表明した。ドイツの企業団体である連邦経済振興・対外貿易協会（BWA）の会長も、中国のEVへの増税は間違った決定だと述べた。中国はこれらをどう論評するか」との質問を受けました。

毛寧報道官は、「私は21日の記者会見で中国の立場をすでに明らかにした。この調査は典型的な保護主義と政治主導の行動であり、EUのグリーンモデルチェンジのプロセスと気候変動対策の世界的な努力を損ねる。産業界や経済団体の声は重視されるべきだ。われわれは欧州委員会が各界の客観的かつ理性的な声に真剣に耳を傾け、誤ったやり方を直ちに是正し、中国と向き合って適切な解決策を模索し、中国と欧州の貿易摩擦のエスカレートを避けるよう促す」と述べました。（提供/CRI）