anomado 2024年8月24日(土) 0時10分
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中国映画「紅楼夢之金玉良縁」の公開以来の惨たんたる数字が注目される中、ヒロインの1人を演じた女優チャン・ミャオイーが、批判の声に対して中国のSNSに長文を投稿した。
中国映画「紅楼夢之金玉良縁」の公開以来の惨たんたる数字が注目される中、ヒロインの1人を演じた女優チャン・ミャオイー(張淼怡)が、批判の声に対して中国のSNS・微博(ウェイボー)に長文を投稿した。
2018年に撮影され、翌年完成した「紅楼夢之金玉良縁」は16日、5年越しでスクリーンに登場した。「雍正王朝」や「漢武大帝」など数々のヒットドラマを手がけたフー・メイ(胡玫)監督がメガホンを執り、グアン・シャオトン(関暁彤)、ビエン・チョン(辺程)らのほか、「紅楼夢」のヒロインの1人として知られる林黛玉(りん・たいぎょく)役で、当時新人だったチャン・ミャオイーが出演。これがデビュー作となっている。
16日に劇場公開をスタートしたが、初日の興行収入は169万5000元(約3400万円)、21日には公開6日目にして同470万元(約9600万円)と数字がふるわず、ネット上ではそのストーリーや人物描写、さらには衣装や小道具など美術面に至るまで、批判の声ばかりが目立つことに。また、はかない美少女のイメージが浸透している林黛玉を演じたチャン・ミャオイーにも、「醜い」「ミスキャスト」などといった厳しい批判の声が上がっている。
チャン・ミャオイーは20日、ウェイボーに長文を投稿。公開以来の批判の高まりについて、「さまざまな声があるのは心の中で覚悟はしていたけれど、ここ数日は本当につらい」と心情を告白している。
同投稿では、7年前に同作での起用が決まった時の喜びをつづるとともに、「醜いと批判されても、これが私の顔なので変えられない。中身がないと言われても、人生は経験を積んで成長するものだから、鍛錬が私を成長させてくれると思う」と記し、さらに林黛玉役を引き受けたことに後悔はないことを語り、「この役を忘れず、今後も常に自分を戒め励ましたい」としている。
製作費2億元(約41億円)超えと報じられる「紅楼夢之金玉良縁」の大コケが注目を浴びる中、フー・メイ監督も20日、ウェイボーに長文を投稿して、批判ではなく誹謗(ひぼう)中傷の声が高まっていることに懸念を示している。(Mathilda)
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