CRI online 2024年8月21日(水) 15時20分
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中国外交部の毛寧報道官は20日の定例記者会見で、「米国には中国とフィリピン両国の海洋問題に介入する権利はない」と反論しました。
19日に発生したフィリピンと中国の海洋警察船の衝突事件について、米国は同日、南海における中国の行動を非難し、フィリピンへの支持を再確認しました。中国外交部の毛寧報道官はこれを受け、20日の定例記者会見で、「米国には中国とフィリピン両国の海洋問題に介入する権利はない」と反論しました。
毛報道官は、「昨日(19日)、わたしはフィリピンの海洋警察船が中国南沙諸島の仙賓礁隣接海域に侵入したことについて、既に中国の厳正な立場を明らかにした。フィリピン側が権利を侵害したのが先で、中国側は法に基づいて権利を保護する措置を講じた。これは自国の領土主権と海洋権益を守ることを目的とした行動で、正当かつ合法的であり、非難の余地はない」と述べました。
毛報道官はまた、「米国は南海問題の当事者ではなく、中国とフィリピン両国の海洋問題に介入する権利はない。『米比相互防衛条約』を口実に、南海における中国の主権と権益を侵害してはならないことは言うまでもない。米国は南海で対立をあおるのをやめるべきであり、これ以上地域の安定を破壊し、情勢の緊張を高めるのをやめなければならない」と述べました。(提供/CRI)
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