【CRI時評】フィリピンは南海平和の文字通りの「裏切り者」

CRI online    2024年8月20日(火) 19時20分

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この2年ほど、フィリピンは中国の仁愛礁、黄岩島で頻繁に「トラブルを引き起こし」てきたが、今度は仙賓礁に狙いを定めたようだ。

フィリピンの海洋警察船2隻が19日早朝、中国政府の許可を得ないまま中国南沙諸島の仙賓礁付近の海域に不法侵入した。現場でのビデオ映像によるとフィリピンの船舶は中国側の度重なる制止と警告を無視し、現場で法執行活動を行っていた中国海警局の船に危険な方法で故意に体当たりし、衝突する事態を招いた。

この2年ほど、フィリピンは中国の仁愛礁、黄岩島で頻繁に「トラブルを引き起こし」てきたが、今度は仙賓礁に狙いを定めたようだ。仙賓礁は中国の南沙諸島の一部であり、中国の固有の領土に属する無人の島礁だ。仙賓礁は仁愛礁からわずか70キロしか離れていないため、海上航路の重要な結節点であり、南海東部の安全、安定の要でもあって、フィリピンは常にこの島礁を支配しようとたくらんでいる。

今年の4月以来、フィリピンは大型の海洋警察船を派遣して仙賓礁のラグーンに侵入し不法にとどまらせている。今回フィリピンが海洋警察船を派遣して仙賓礁海域に侵入したのは、この船に補給を行うことで長期間居座らせ、南海での不法な利益の拡大をたくらんでいるためだ。

現在、マルコス政権の施政は脆弱(ぜいじゃく)で、特に観光経済が停滞しており、国内でも国民から疑問の目を向けられている。フィリピンの政治家は南海の島礁で中国に対する侵略的な挑発を繰り返すことで、国内の矛盾や注目から国民の目をそらし、施政への圧力を弱めようとしているのである。

現在、中国とASEAN諸国は「南海行動規範」協議を継続して推進しており、海上での実務協力を積極的に進めている。もしフィリピンが米国の支持を頼りに南海問題でやりたい放題できると思っているなら、彼らには強力な反撃が待ち受けている。南海問題に対応する上で、中国は一貫して平和を堅持し、直接当事国との対話と協議を通じて相違点をコントロールすることを堅持し、同時に領土主権と海洋権益は断固として守ってきた。フィリピンは直ちに権利を侵害する行為をやめ、問題の船を直ちに引き揚げねばならない。さもなければ、必ずその無知と気まぐれの代償を払うことになるだろう。(提供/CRI

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