Record China 2024年8月19日(月) 18時0分
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パリ五輪卓球男子シングルスと団体で頂点に立った中国の樊振東が自身の引退説について語る映像が中国SNSの微博で大反響を呼んだ。
パリ五輪卓球男子シングルスと団体で頂点に立った中国の樊振東(ファン・ジェンドン)が自身の引退説について語る映像が中国SNSの微博(ウェイボー)で大反響を呼んだ。
映像は、中国国営中央テレビ(CCTV)のニュースサイト・央視新聞によるインタビュー映像で、樊は「ファンサークル」の文化にかつて困惑を覚えたことに言及。映像では中国卓球協会が17日、スポーツ界における違法な「ファンサークル」活動を取り締まる当局の取り組みを強く支持する姿勢を表明したことの紹介があり、樊は「試合会場以外の多くの物事が過度に注目されてから大きなプレッシャーを感じる」などと吐露した。
そして、同協会が発表したパリ五輪出場選手リストを「ラストダンス」とつづって紹介した樊の5月の投稿が引退の臆測を呼んだことに話が向けられると、樊は「今回の五輪を終えて本当にとても疲れた」と発言。自身には十分な休息が必要と続け、「次の五輪についてはまだ考えていない。将来がどうなるかは時間に任せる」と明かした。
微博ではこの映像に多くのネットユーザーが反応を示し、「パリ五輪、お疲れさまでした。後のことは時間に任せてゆっくり休んで」「彼を疲れさせたのは練習ではなく、いびつなファンサークル文化。悲しすぎる」という声や、「樊振東にはこれからも輝き続けてほしい」「彼のすべての選択を尊重する。ファンはずっと彼の試合を見るし、試合会場の彼に注目する」「4年間はすごく長い。まずは休んで、様子を見ながら進んでください」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/野谷)
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