16日、誕生日を迎えた中国の女優ウー・ジンイエン（呉謹言）がライブ配信で汗だくだったことについて、所属事務所の代表に批判の声が集まっている。

2018年にヒットした時代劇ドラマ「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」で注目を浴びたウー・ジンイエンは今年、同じく時代劇ドラマ「墨雨雲間」で再ブレーク。どちらも復讐（ふくしゅう）に全力を傾ける芯の強いヒロインを演じ、「復讐の女王」と人気を集めた。

ウー・ジンイエンは34歳の誕生日にライブ配信を行い、この日の主役らしく金髪のウィッグに花のティアラをつけた華やかな姿で登場し、ファンの祝福を受けた。しかし配信の途中でそばにいたスタッフに暑さを訴えており、所属事務所のオフィスが全員退勤したことでビルの空調が切られたことが明らかになった。

その後も集まった人々のために配信を続けたが、暑さで顔が紅潮して汗だくになっているのが分かり、数多くの心配の声が寄せられた。

このアクシデントについて17日、ウー・ジンイエンの所属事務所代表で、中国ドラマ界きってのヒットメーカーとして知られるプロデューサーの于正（ユー・ジョン）氏に対し、中国のSNS・微博（ウェイボー）で批判の声が集中した。「自社のタレントを尊重していない」「侮辱的な行為」などと集中砲火を浴びたのが原因か、于氏は同日のウェイボーでウー・ジンイエンとのツーショットや事務所内で行った盛大なパーティーの様子を投稿している。（Mathilda）