旧ソ連軍退役空母「ミンスク」解体作業中に火災、アイランドが著しく損傷―江蘇省南通市

Record China    2024年8月18日(日) 14時0分

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中国江蘇省南通市の消防当局は、長江で解体作業が行われていた旧ソ連軍の退役空母「ミンスク」で16日午後4時ごろに火災が起きたと発表した。

香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国江蘇省南通市の消防当局は、長江で解体作業が行われていた旧ソ連軍の退役空母「ミンスク」で16日午後4時ごろに火災が起きたと発表した。

当局は「死傷者の報告はなく、事故の原因は調査中だ」とし、地元の消防、救急、公安の各部門が事態に対処するため「全力を尽くしている」と付け加えた。

SNS上には、船体の上部から煙が上がっている写真が投稿された。中国メディアの読特新聞は18日、複数の目撃者の話として、煙突や艦橋をまとめて舷側に寄せた島型構造物「アイランド」の損傷が著しいと伝えた。

サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、ミンスクは1995年に韓国企業に売却されたが、アジア通貨危機の最中に中国の民間投資企業に転売された。その後、中国南部の広東省深セン市に2000年に開園した軍事テーマパーク「ミンスク・ワールド」の中心的存在となっていたが、同テーマパークの閉園に伴い16年に南通市内のサイエンスパークに移されていた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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