「君の名は。」中国での再上映期間延長も「9月18日まで」で批判浴びる―台湾メディア

Record China    2024年8月17日(土) 11時0分

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16日、台湾メディア鏡週刊は、中国で上映されている新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」がロードショー期間を9月18日まで延長することを発表したところ、中国のネットユーザーから批判を浴びたと報じた。

2024年8月16日、台湾メディア鏡週刊は、中国で上映されている新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」がロードショー期間を9月18日まで延長することを発表したところ、中国のネットユーザーから批判を浴びたと報じた。

記事は、2016年に日本で上映され250億円の興行収入を記録し、中国でも大ヒットした同作品が7月から中国で再び上映されており、相変わらずの人気を博して新たに1億5000万元(約30億円)の興行収入を記録したと紹介。この人気ぶりを鑑み、中国での上映を手掛ける代理業者の路画影視が上映期間を9月18日まで延長し、ポスターを掲出したことを伝えた。

そして、9月18日は1931年に中国東北部を武力侵攻した「918事変」(満州事変)のきかっけとなった柳条湖事件が起きた日であることを紹介した上で、情報やポスターを見た中国のネットユーザーから「わざわざこの日を選ぶとは」「918だと?」「9月17日は中秋節、22日は週末で区切りとしてちょうどいいだろうに9月18日を選ぶなんてわざととしか思えない」「チームの中に中国人はいないんだろうな」など批判的なコメントが続々と寄せられたとした。

記事は、上映期間の延長日が映画の興行収入以上に注目される結果となり、あっという間に中国のSNS・微博(ウェイボー)のトレンドワードランキングに登場したと紹介するとともに、配給会社がすでにポスターを撤去し、告知を削除したと報じた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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