中国が強く非難「イスラエルによるガザ学校空爆は凶悪な行為」

CRI online    2024年8月16日(金) 9時50分

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中国の傅聡国連常駐代表は13日、「米国がイスラエルにガザでの軍事行動と民間人の殺害を一刻も早くやめさせるよう、誠実で責任ある行動を示すことを中国は望んでいる」と述べました。

中国の傅聡国連常駐代表は13日、国連安保理イスラエルパレスチナ問題緊急公開会議で発言した際、「米国がイスラエルにガザでの軍事行動と民間人の殺害を一刻も早くやめさせるよう、誠実で責任ある行動を示すことを中国は望んでいる」と述べました。

傅代表はまた、先週、イスラエルがガザのタビン学校を空爆し、100人以上の罪のない民間人の命を奪ったことを強く非難しました。「民間人や民間施設を軍事行動の標的にできないことは、国際人道法に定められたレッドラインだ。多くの市民が集まっていた学校への度重なる攻撃は、凶悪な行為だ」と指摘しました。

傅代表はさらに「即時に持続した停戦を実現することは、ガザの人々の緊急の期待であり、国際社会の圧倒的なコンセンサスだ」とした上で、「米国が2カ月前に安保理決議2735号を推進したとき、イスラエルは停戦合意を受け入れたと主張したが、現実は正反対だった。 中国は、イスラエルが停戦にコミットしているという信頼できる兆候は見られず、むしろ民間人の死傷者を増やしながら軍事作戦を拡大し続けている。アメリカは最大の武器供給元として、イスラエルに対して十分な影響力を持っている。中国は、米国がイスラエルに対し、一刻も早くガザでの軍事行動を停止させ、民間人の殺害を止めるよう、誠実かつ責任ある行動をとることを望んでいる」と述べました。

傅代表は最後に、「ガザ紛争の悪影響が加速的に拡散し、中東情勢が不安定になっている。中国は国際社会と協力し、ガザでの戦闘を早期に終結させ、人道的大惨事を緩和し、2国間解決を実現し、中東の長期的な平和と安定を達成するために、たゆまぬ努力をしていきたい」と強調しました。(提供/CRI

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