CRI online 2024年8月15日(木) 18時50分
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中国東部の江蘇省啓東長江埠頭で15日、次世代ジャッキアップ型洋上風力発電設置船が完成しました。
中国東部の江蘇省啓東長江埠頭(ふとう)で15日、次世代ジャッキアップ型洋上風力発電設置船が完成しました。
4本の「長い足」を持つ洋上風力発電設置船は海上の工業設備として、中国の啓東中遠海運海上工業が建造した初めてのNG20000型風力発電設置船です。「背が高くて足が長い」だけでなく、「力も大きい」もので、5600平方メートルの甲板面積を持ち、ペイロードは1万7600トンを超え、メインクレーンのつり上げ重量は2500トンを超え、さまざまな主流風力発電設備の設置作業に対応でき、現時点で技術規格の高い次世代ジャッキアップ型洋上風力発電設置船とのことです。
また土台の高さは120メートルで、70メートルの水域で作業ができるほか、15メガワット(MW)の風力発電ユニット7基の輸送と設置作業を同時に実施することができます。さらにもう一つの特徴として、自動化レベルが高く、信号収集ポイントが1万431カ所に達し、同類タイプより4000カ所多いことが挙げられます。
また、インテリジェント化のレベルが高く、グリーンで環境に優しいことも特徴の一つです。同船はメタノール・デュアル燃料システムを導入し、バッテリー貯蔵システムも搭載されていることから、省エネと炭素排出削減が最大限に実現できるとのことです。同船には820以上のバッテリーが搭載されており、バッテリーの総容量は5000キロワット(KW)に達し、中・大型のディーゼル機関の容量に相当し、燃油消費が大幅に削減されるとのことです。(提供/CRI)
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2024/8/15
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