動画配信大手・騰訊視頻（テンセントビデオ）で12日にスタートしたチャン・ワンイー（張晩意）とワン・チューラン（王楚然）共演の「柳舟記」が好調な滑り出しを見せている。

ドラマは、狂上加狂の小説「嬌蔵」を原作としたもの。盗賊と関わりを持つ記憶喪失のヒロイン柳眠棠（ワン・チューラン）と、夫の身分でヒロインに接近し盗賊掃討を狙う崔行舟（チャン・ワンイー）の間で繰り広げられるラブコメストーリーだ。

片方は、磁器商人の妻といううその設定にハメられ、経営能力全開で夫の事業を支えようとするヒロイン、もう片方はヒロインを餌食に目的達成ばかりを狙うものの、徐々に引かれてしまう主人公。2人を取り囲む面白い駆け引きが最大の見どころとなっている。

「柳舟記」は配信2日目にプラットフォーム内でのヒット指数が2万4000に達し、まずまずの成績となっている。視聴者からは「リラックスして視聴できるドラマ」「記憶を失いウサギのように単純なヒロインと、腹黒でツンデレな主人公という設定が面白い」「見れば見るほどハマる」「目の保養になる美男美女の共演に加え、コミカルな展開もウケる」などの書き込みが寄せられた。

去年と今年に配信されヒットしたファンタジー時代劇「長相思」とその続編に出演し、キャリア爆発中のチャン・ワンイーと、第2のリウ・イーフェイ（劉亦菲）と呼ばれているワン・チューランの共演作に今注目が集まっている。（翻訳・編集/RR）