中国外交部の孫衛東副部長と中央軍事委員会国際軍事協力弁公室の張保群副主任は13日、インドネシアのジャカルタ市内でインドネシア外務省アジア太平洋アフリカ局のアブドゥル・カディール・ジャイラニ総局長、国防省防衛戦略総局長のオクタヘロエ・ラムジ准将と共に、両国の外交と防衛の閣僚級「2＋2」対話メカニズム会合に臨みました。

双方は、中国とインドネシア外相と防衛相「2＋2」対話メカニズムは両国首脳の関心の下に構築されたものであり、両国関係の高いレベルと戦略性を十分に体現していることや、今回の会合は両国の「2＋2」メカニズムが正式に起動したことを示しており、両国の戦略的相互信頼が新たな段階に入ったとの認識を示しました。

中国側は中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議の状況を紹介し、中国が改革を全面的にさらに深化させ、質の高い発展とハイレベルの対外開放、中国式現代化を推進していくことは両国の協力と地域の国々の発展に新たなチャンスを提供すると表明し、さらに台湾問題や南海問題など中国の核心的利益と重大な関心にかかわる問題についての立場と主張を述べました。インドネシア側は、一つの中国の原則の堅持を改めて表明した上で、平和交渉を通じて意見の食い違いを適切に管理し、南海の平和と安定を維持していくと述べました。

双方はまた、平和共存五原則とバンドン精神を発揚し、真の多国間主義を共同で堅持し、開放的で包容力ある地域構造を共同で維持し、グローバルガバナンスの変革と建設を共にけん引し、地域と世界の平和、安定、協力、発展の維持に貢献していく考えで一致しました。（提供/CRI）