CRI online 2024年8月12日(月) 21時30分
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有人潜水艇「蛟竜号」を搭載した有人潜水艇支援母船「深海1号」が10日午前、山東省青島市即墨区の国家深海基地管理センターの埠頭を出港し、2024年の西太平洋国際航行に出発しました。
有人潜水艇「蛟竜号」を搭載した有人潜水艇支援母船「深海1号」が10日午前、山東省青島市即墨区の国家深海基地管理センターの埠頭を出港し、2024年の西太平洋国際航行に出発しました。「蛟竜号」は今回、西太平洋で、初めて外国人科学者を乗船させて潜水作業を行います。
西太平洋国際航行科学試験チームは西太平洋海域に赴き、45日間の予定で海上調査を実施します。報道によると、中国自然資源部第一海洋研究所、中国自然資源部第二海洋研究所、中国海洋大学、香港浸会大学、香港科学技術大学など12の機関の科学者と、コロンビア、スペイン、オーストラリア、メキシコ、ナイジェリア、シンガポール、バングラデシュなどの国と地域の外国人科学者8人を合わせた計60人のメンバーが今回の航行に参加します。
今回は、西太平洋のマゼラン海山列で調査を行う予定で、同海域は水深が1500メートルから3000メートルあり、生物の多様性に富み、独特な生態系を持つ、将来の深海生物多様性保護の重点区域とされています。
潜水艇蛟竜号は、世界の海洋底の99.8%を占める水深7000メートル未満の海域まで潜れる中国初の深海有人潜水装置で、中国が独自で設計・開発したものです。(提供/CRI)
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