CRI online 2024年8月9日(金) 19時20分
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中国全国の7月の消費者物価指数は前年同月比で0.5%上昇しました。写真は中国のスーパー。
中国国家統計局の9日の発表によると、中国全国の7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.5%上昇しました。上昇幅は近年の同時期より高い水準でした。
国家統計局都市司の董莉娟首席統計師によると、7月には消費需要が回復を続け、一部の地域では高温や降雨の影響もあり、全国の前月比CPIは下落から上昇に転じて、前年同月比では上昇幅が拡大しました。6月には前月比0.1%の下落だった食品とエネルギー分を控除したコアCPIは、7月には同0.3%の上昇に転じ、ここ10年の同時期の平均水準を上回りました。コアCPIは前年同月の数値が高かったことで、前年同月比では0.4%上昇と、緩やかな上昇を維持しました。
6月には前年同月比2.1%の下落だった食品価格は、7月には横ばいに転じました。うち豚肉価格は前年同月比で20.4%上昇し、上昇幅は6月よりも2.3ポイント拡大しました。
7月の非食品価格は前年同月比で0.7%上昇し、上昇幅は6月よりも0.1ポイント縮小しました。サービス価格は同0.6%の上昇で、うち航空券は9.8%の下落、ホテル宿泊は2.6%の下落でした。工業消費財の価格指数は前年同月比0.7%の上昇でした。
市場需要の不足や一部の国際大口商品の価格下落などの影響を受けて、7月には全国の工業生産者物価指数(PPI)が前月比で0.2%、前年同月比で0.8%下落しました。下落幅はいずれも6月と同じでした。(提供/CRI)
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