CRI online 2024年8月8日(木) 15時50分
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中国で親子で行く修学旅行の人気が爆発しています。写真は殷墟遺跡博物館新館。
甲骨文字の発祥地として知られる河南省安陽市で「博物館ブーム」が続いています。注目されているのは貴重な文化財だけでなく、甲骨文字などの要素を融合させたオリジナルグッズも人気を博しています。また、親子で行く修学旅行のブームにけん引され、民宿やホテルにも予約が殺到しています。
親子で行く修学旅行のブームが高まりつつあるのに伴い、オリジナルグッズは観光消費市場の重要な成長点となっています。殷墟博物館は甲骨文字が書かれた麺、甲骨文字が書かれたコーヒー、商の時代をモチーフにした「大邑商」マグネットなど100種類以上のグッズを打ち出し、観光客の人気を集めています。
今年1~7月に安陽市を訪れた観光客は前年同期比38%増の延べ5000万人を超え、観光収入は同14%増の460億元(約9400億円)に達しました。
また、今年の夏休みに親子で行く修学旅行の予約が前年同期比7割増となり、博物館ブームと修学キャンプ場の建設を後押しています。2023年に全国の小中学生を対象にした修学実践教育基地は1600カ所を超え、修学旅行の関連企業は3万社余り、市場規模は1469億元(約3兆円)でした。2026年までに市場規模は2422億元(約5兆円)に達する見通しです。(提供/CRI)
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