CRI online 2024年8月7日(水) 12時20分
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中国の王毅外交部長は6日、エジプトのアブデルアーティー外相兼移住・国外移住者相と電話会談を行いました。
王外交部長は、「習近平主席とシシ大統領の戦略的指導の下、中国とエジプトは全面的な戦略パートナーシップを飛躍的な発展をさせ、歴史において最も良好な時期にある」と述べ、両国はこれを契機に、両首脳の重要な合意を全面実行に移し、新たな時代に向けた中国・エジプト運命共同体の構築を推進すべきと強調しました。
双方の意見交換の重点は中東情勢についてでした。王外交部長は、「イスラム組織ハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏がテヘランで殺害されたことは地域情勢をさらに危険な状況に追い込んだ。このような暗殺行為は国連憲章の基本原則に違反し、イランの主権と尊厳を侵害し、和平協議を促す関係各方面の努力を甚だしく傷つけ、ガザ紛争をさらに長引かせる」と述べました。
また、「中国はガザ紛争の解決について、全面停戦の実現、『パレスチナ人によるパレスチナ管理』の原則によるガザの戦後統治、(パレスチナ国家とイスラエルが併存する)2国家解決の実現という三段階解決案を提唱している。中国は今後も引き続き国際的に公正な立場に立ち、アラブ諸国と団結を強め、各方面と共に努力して情勢のエスカレートと悪化の回避に務めていく」と強調しました。
アブデルアーティー外相兼移住・国外移住者相は、パレスチナ内部の和解を推進する中国の取り組みに感謝を示した上で、今後も中国側と緊密な協力を維持し、情勢の一層のエスカレートを防ぐことを望むとの考えを示しました。(提供/CRI)
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