7月の中国先物市場の取引規模が着実に拡大、成約総額が1063兆円

CRI online    2024年8月5日(月) 18時50分

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全国先物市場の7月の成約量は前月比23.94%増の7億1100万ロット、成約総額は同16.43%増の52兆4200億元(約1063兆円)に達したとのことです。

中国先物業協会が5日に発表した最新データによりますと、全国先物市場の7月の成約量は前月比23.94%増の7億1100万ロット、成約総額は同16.43%増の52兆4200億元(約1063兆円)に達したとのことです。

専門家によれば、非鉄金属、貴金属、鉄金属と新エネルギー金属の7月の先物取引は大きく回復し、その中でも、電池生産に用いられる鉛、炭酸リチウムの先物取引量はいずれも2桁の伸びとなりました。

炭酸リチウム先物の7月の成約量は前月比13.34%増の396万9000ロットで、成約総額は同5.17%増の3559億5000万元(約7兆2211億円)となりました。これにより、中国の新エネルギーバッテリー企業が価格リスク管理とヘッジ保証を強化したことが分かりました。

また、油脂油料セクターの動きが活発化したことは、関連商品のスポットトレーダーがヘッジを強化し、今年の中国の飲食サービス業、養殖業、大豆等の油材料加工処理業界の回復にリスク管理保障を提供したことが示されています。

主にシリコンエネルギー産業を対象とした工業用シリコン先物市場の規模も着実に拡大しています。工業用シリコン先物の7月の成約量は1057万2000ロット、成約総額は5781億5000万元(約11兆7288億円)で、それぞれ前年同期より345.7%と260%増加しました。

7月末現在、中国では133品種の先物・オプションが上場しています。(提供/CRI

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