石油・天然ガスパイプライン、今年の新規敷設4000キロ超の見込み―中国

CRI online    2024年8月5日(月) 11時30分

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中国で石油・天然ガスパイプ網の整備が加速し、今年はさらに4000キロ以上が新たに増える見込みです。

中国ではここ数年、石油・天然ガスパイプ網の整備が加速し、その総延長は2023年に前年比4000キロ以上増えて12万4000キロに達しました。今年はさらに4000キロ以上が新たに増える見込みです。

西部地域の天然ガスを東部に送る「西気東輸」プロジェクトでは、新疆ウイグル自治区トルファン市から寧夏回族自治区中衛市までを結ぶ第4ラインの敷設工事が完了し、今年操業を開始しました。これにより、西気東輸の年間ガス輸送能力は150億立方メートル増加する見込みです。また、四川省の天然ガスを東部地区に送る「川気東送」第2ラインなどのパイプ敷設工事も加速しています。

国家管網グループ市場部の楊安副社長によると、今年新たに敷設されるパイプラインは4000キロ以上を予定しています。「第14次五カ年計画」期間中に新たに2万キロ近くのパイプラインが使用開始になり、石油・天然ガスの供給量とそのカバー範囲は拡大を続け、配置の最適化が進み、機能の整った全国的な石油・天然ガスパイプ網の構築が加速しています。

その整備に伴い、エネルギー供給と保障能力もさらに向上しています。中国で最も距離が長く、カバーする範囲が最も広い天然ガスパイプラインである「西気東送」システムは、利用開始から現在までに累計9600億立方メートル以上のガスを全国に供給しています。(提供/CRI

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