Record China 2024年8月6日(火) 7時30分
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台湾メディアの中央社によると、蔚来汽車や吉利汽車、小鵬汽車など中国の多くの自動車メーカーの経営幹部が、理想汽車による「週間販売台数ランキング」発表に反対を表明した。写真は北京モーターショー。
台湾メディアの中央社によると、中国共産党が7月30日に開いた中央政治局会議で、電気自動車(EV)などの分野での過当競争を抑制する方針を示して以来、蔚来汽車(NIO)や吉利汽車(Geely)、小鵬汽車(XPeng)など多くの自動車メーカーの経営幹部が、理想汽車(Li Auto)による「週間販売台数ランキング」発表に反対を表明し、「自動車メーカー間の競争は技術において行われるべきだ」との認識を示した。
理想汽車は、「中国市場新勢力ブランド」「中国市場新エネルギーブランド」「中国市場豪華ブランド」という三つの販売台数ランキングを毎週発表している。
7月30日発表の2024年第30週(7月22~28日)のランキングでは、理想汽車の販売台数は1万2800台に達し、中国市場新勢力ブランドランキングで14週連続1位を獲得した。蔚来汽車は3位、小鵬汽車は8位だった。
蔚来汽車の馬麟(マー・リン)広報担当副総裁や、吉利汽車を参加に持つ持株会社、浙江吉利控股集団の楊学良(ヤン・シュエリアン)上級副総裁、小鵬汽車の何小鵬(ホー・シャオポン)董事長などが、理想汽車による週間販売台数ランキング発表に反対を表明。何氏は7月31日の人工知能(AI)スマート運転技術カンファレンスで、「米国人が自動運転支援技術をより良くする方法を考える中、中国のテクノロジー企業は週間販売台数ランキングを作成し、利益を上げる方法を模索しているが、これはテクノロジー競争のあるべき姿ではない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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