超大型の浮体式生産貯蔵積出設備が江蘇省で引き渡し―中国

CRI online    2024年8月2日(金) 12時50分

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超大型の浮体式生産貯蔵積出設備が江蘇省で引き渡されました。

中国東部の江蘇省南通市にある海門長江ターミナルで1日午前3時、新たに建造された超大型FPSO(浮体式生産貯蔵積出設備)が、関連作業水域に向けてゆっくりと出航しました。

この施設は「洋上移動化学工場」と言えるもので、船体建造、モジュール建造、統合試験部分を一体化した国際的にも高水準なFPSOです。主船体の全長は351メートルで型幅は60メートル、上部モジュールは総重量4万4000トンで、多点係留システムを備えており、西アフリカや南米などの海洋条件にも対応できるなど、世界各地での石油ガス開発事業での使用に適しています。

同施設は中国の海運大手企業グループである招商局工業集団が初めて納品を受けた国際的にもハイエンドであるFPSOで、引き渡し後は現役のFPSOとして世界最大のものになります。同施設が航行する「窓口期間」を確保するため、南通市国境検査部門は窓口の「ワンストップ式」サービス、船体の同時検査、国境検査手続きといった迅速な処理を採用しました。(提供/CRI

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