<卓球>平野美宇の着替えタイムを韓国メディアが問題視「マナーでも負けた」=ネットには擁護の声も

Record Korea    2024年8月2日(金) 13時0分

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1日、パリ五輪の卓球女子シングルス準々決勝が行われ、平野美宇はシン・ユビンにフルセットの末に3‐4で敗れた。この試合について韓国メディア・スポーツ韓国は「平野はマナーでもシンに負けた」と指摘している。

2024年8月1日、パリ五輪卓球女子シングルス準々決勝が行われ、平野美宇は韓国のシン・ユビンにフルセットの末に3‐4で敗れた。この試合について韓国メディア・スポーツ韓国は「平野はマナーでもシンに負けた」と指摘した。

世界ランキング13位の平野は、第4シードで世界ランキング8位のシンと対戦し、3‐4(4‐11、7‐11、5‐11、11‐7、11‐8、11‐9、11‐13)で敗れた。平野は3セットを連取されたが、その後に猛反撃を見せ3セットを取り返した。最終セットも一進一退の戦いが続き、マッチポイントも2度握ったがあと一歩及ばなかった。

平野は3セットを連続で落とした後、着替えのため一度コートを離れた。この行動についてスポーツ韓国は「平野は汗をたくさんかいたとの理由で着替えを要求し、着替えるのに約10分を要した。これは、シンに傾いていた試合の流れを変えるための意図的な策略だった」とし、「シンはアイシングをしながら仕方なく平野を待ち、その間にシンに向いていた流れは消えてしまった」「平野は10分間で試合の流れを断ち切っただけでなく、シンの攻略法まで考えてきた」などと指摘。「平野はマナーに欠ける策略で歴史に残る逆転勝利まであと一歩のところまで追い詰めたが、シンは平野の勝利を許さず、劇的勝利を収めた」と伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「卓球で服を着替えてくる選手は初めて見た。それが許されるとも知らなかった」「汗をかいて気持ち悪いのはどの選手も同じ。そんな規定はなくすべき」「着替えるのに10分はかかり過ぎ。シャワーまでしてきたの?」「着替える前と後では別人だった」「着替えのせいで厳しい戦いになった。スポーツマンシップに反する」など批判的な声が上がっている。

一方で「平野も一生懸命戦っていた。せこいとは思わなかったよ。むしろ着替えの間にシンがしっかり体を休め、試合を振り返ったから勝てた可能性もある」「着替えタイムがルールに違反していないのなら、作戦の1つとして認めてあげるべき」「平野が反則したわけでもなく、ルール内でできる限りのことをしただけ。マナーに欠ける策略ではない」「絶体絶命のピンチの瞬間になんとか流れを変えようと考えたのだろう。その必死さがむしろかっこいい」「本当に感動の名勝負だった。両選手に大きな拍手を」など擁護する声も多数見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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