<卓球>「誰が王楚欽のラケットを折ったか明らかになるだろう」、現場にいた中国のカメラマンが言及

Record China    2024年8月1日(木) 17時0分

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パリ五輪卓球混合ダブルスの試合後に、優勝した中国の王楚欽のラケットがカメラマンに踏まれて折られた騒動について、当時現場にいたという中国のカメラマンが状況を説明した。

パリ五輪卓球混合ダブルスの試合後に、優勝した中国の王楚欽(ワン・チューチン)のラケットがカメラマンに踏まれて折られた騒動について、当時現場にいたという中国のカメラマンが状況を説明した。

7月30日に行われた決勝で、中国の王楚欽/孫穎莎(スン・インシャー)ペア(通称:莎頭ペア)が北朝鮮の李正植(リ・ジョンシク)/金琴英(キム・グムヨン)ペアを下して金メダルを獲得。コート内で国旗を掲げて観客の声援に応えていた王楚欽だが、その後、ベンチに戻った際に自身のラケットが壊れていることをコーチから知らされ、怒りをあらわにした。

直前には、コート内で国旗を掲げる王楚欽と孫穎莎を撮影するため、複数のカメラマンが中国側のベンチに入り込んでいた。現地の映像では、2選手を撮影していたカメラマンが突然、足元を気にした直後に、それに気付いた中国のコーチが王楚欽の折れたラケットを拾い上げる様子が映っているが、このカメラマンが踏んで折ったのかどうかは不明だ。

当時現場にいたというカメラマンの劉(リウ)さんは「私は莎頭から数メートルのところにいた。優勝が決まった後、莎頭は(コート内で)国旗を持って記念撮影をした。多くのカメラマンが(コート脇に)詰めかけて写真を撮っていた。カメラマンとしては私も行って撮りたかったが、冷静に考えてそこはコーチ席(ベンチ)。カメラマンが立ち入っていい場所じゃない。だから私は脇から撮影した。実際、その位置からでも莎頭の写真は撮れたからね」と語った。

また、「莎頭が国旗を持ちながら向きを変えた時、カメラマンも向きを変えようとした。おそらくこの時にあるカメラマンが(周囲を)全く気にせずに動き回った(ことでラケットが踏まれた)のだろう」と言及。「表彰式が終わった後、現場の撮影を統括するマネージャーが『この件について調査する』と言っていた。現場にいた記者の番号とベストの番号を控えて、現場の映像を照合して一体誰が王楚欽のラケットを壊したのか(を見つけると言っていた)。真実はきっと明らかになるだろう」と語った。

王楚欽は翌日の男子シングルス2回戦でトルルス・モーレゴードスウェーデン)に敗れ、まさかの敗退となった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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