<体操男子団体>日本に逆転され銀、2度落下の中国選手が謝罪も…

Record China    2024年7月30日(火) 17時0分

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パリ五輪体操男子団体の鉄棒で2度落下した中国選手が記者会見で謝罪した。

パリ五輪体操男子団体の鉄棒で2度落下した中国選手が記者会見で謝罪した。

29日に行われた決勝では、中国が最終種目の鉄棒の時点で3点余りの大きなリードを保っていたにもかかわらず、中国・蘇煒徳(スー・ウェイダー)が演技中に2度落下する大きなミスがあり得点を伸ばせず、ライバルの日本が大逆転で金メダルを獲得した。

蘇煒徳は試合後の会見で「チームメートやみんなに申し訳ない。彼らはこの期間、非常に努力を重ねてきて、多くのけがや病気を経験する中で必死に頑張ってきたが、私の今日のミスによって金メダルを獲得できなかった」とうなだれた。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「蘇煒徳が試合後に謝罪」がトレンド1位に。スポーツメディア・咪咕体育の投稿には5000件余りのコメントが投稿されているが、批判的なコメントが殺到したためか、比較的穏やかな内容の数件を除いてすべて非表示になっている。また、咪咕体育のアカウントがいくつかのユーザーをブロックしたことが表示されている。

一方、中国メディアの三聯生活週刊が行った「蘇煒徳の謝罪についてどう思いますか?」とのネットアンケートには1時間ほどで約7700人が回答しており、「国を代表して出場しているのだから謝罪すべき」が最多の3278票を集めているが、「謝罪の必要はない。スポーツに勝ち負けは付きもの」(2006票)、「もう少しで金メダルが取れたという悔しい思いだけ」(1330票)、「何があったとしても選手を過度に責めるべきではない」(1042票)にも多くの賛同が集まっている。

中国のエース・肖若騰(シャオ・ルオテン)は「みんなそうだ。誰かがミスをしなければ、誰かがより良い演技をしていれば、この金メダルを獲得できた。われわれには実力があった。残念かどうか、分からない。考えるとちょっと笑いたくもなってくる。人生とはいつもこうだ」と語り、「結果を受け入れられるか?」との質問には「受け入れられない。うまく言えない。混乱している」と返答した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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