日本で行われた「台湾フェスタ」の屋台に中国国旗、台湾人ら怒り―台湾メディア

Record China    2024年7月30日(火) 15時30分

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日本で行われた「台湾フェスタ」の屋台で中国国旗が見られたことが物議を醸している。

日本で行われた「台湾フェスタ」の屋台で中国国旗が見られたことが物議を醸している。民視新聞網、NOWnewsなど多数の台湾メディアが報じた。

報道によると、東京・代々木公園で今月26~28日に行われた「台湾フェスタ」(主催:日本華商総会)に出展された屋台の中に「台湾」の「台」の字の「口」部分が中国国旗にデザインされている店があり、在日台湾人たちの不満を呼んだ。同店はメニューも、台湾で使用される繁体字ではなく、中国で使用される簡体字で記されていた。

この様子がフェイスブック上で物議を醸し、台湾人から「台湾人を装った外国人が紛れ込むことは常態化しているが、こういうやり方は悪意が過ぎる」「そんなことならいっそ『中国フェスタ』に改名せよ」など批判の声が上がった。

騒動を受け、台湾外交部の劉永健(リウ・ヨンジエン)報道官は「駐日代表処(台湾の窓口)はすでにイベント主催者に対して、調査を行い経緯と対応策を示すよう求めた。それに基づき、今後当該イベントの後援を行うかを評価する」とコメントした。

また、民進党の立法委員である郭国文(グオ・グオウェン)氏は「中国が意図的に関連の文化交流イベントに浸透してきているものだと思う。警戒を強め、必要がある場合は直ちに(イベントの)後援から撤退しなければならない」との考えを示したという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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