中国疾病予防コントロールセンターがこのほど公式サイトで発表した記事は、華中科技大学同済医学院付属協和病院の陳莉莉教授チームの研究成果として、朝の運動が身長を最大限に伸ばす可能性を示しました。

この研究では、研究チームはマウスが1日の異なる時間に運動した後の骨格の成長状況を比較分析しました。具体的には、研究チームは1日24時間を六つの時間帯に分け、異なるグループのマウスをそれぞれ一つの時間帯だけに30分運動させます。運動は週5日、5週間連続で実施しました。

研究の結果、ある特定の時間帯に運動したマウスは、骨格の成長と質量が他の時間帯より顕著な増加を示しました。対照グループと比較して、この時間帯に運動したマウスは大腿骨が5％、骨体積率が26％、骨梁幅が54％増加しました。この時間帯は人間の一日の活動に例えれば、朝になるということです。

同研究チームは、この研究は運動生理学の複雑さを明らかにし、骨格の健康増進に価値のある見解を提供するほか、重要な治療意義を持つ可能性があるとの考えを示しました。（提供/CRI）