Record China 2024年7月29日(月) 14時0分
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パリ五輪柔道男子60キロ級準々決勝で日本の永山竜樹が敗退した判定について、中国でも反響が寄せられている。
27日の準々決勝でフランシスコ・ガルリゴスと対戦した永山は、相手が寝技を仕掛けてくる中、主審から「待て!」の合図で力を緩めたものの、ガルリゴスがさらに締め技を続けたことで失神。しかし、なぜかこの締め技が有効であると判断され「一本」を取られた。
納得がいかない永山はガルリゴスとの握手を拒否して、数分間にわたり畳の上にとどまって抗議の意思を示したが判定は覆らなかった。
この出来事について中国メディアの網易体育は「日本の優勝候補が敗れた後に握手拒否」と題し、「まさかの敗戦を喫した永山が判定に強烈な不満を示し、その場を離れることを拒否して、相手との握手も拒否した」と報道。物議を醸した判定の詳細には触れなかった。
そのため、中国のネットユーザーからは「負けを受け入れないのは情けない」「勝てば自分の実力、負ければ審判のせいか?」「韓国と同じで負けを受け入れられないようだ」「器が小さい」「これがもし中国選手ならボコボコにたたかれるのだろう」などと批判の声が上がった。
その後、頭条新聞などのメディアが「『待て!』の合図があったにもかかわらず相手選手が攻撃を続けた」ことが原因だったと詳しく報じると、ネットユーザーから擁護の声も上がり始め、「確かに審判の判定に問題があったようだ」「試合を見ていたけど、これは確かに審判に問題があると思う」「判定に問題があったのか判断するためにも、映像を付けて報道してほしい」「『待て』で止まらなければ相手が重大なけがを負う可能性もある」「審判はアジア人を狙い撃ちにしている」といったコメントも書き込まれた。
なお、ガルリゴスはその後のメディアの取材に対し、「ルールは明確。意識を失えば一本となり、その選手の負けとなる。昔からそうだったし、ルールはみんな同じ」などとコメントしている。(翻訳・編集/北田)
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