招待に応じて習近平国家主席の特別代表としてパリ五輪大会の開会式に出席した韓正国家副主席は、パリ市内のエリゼ宮で現地時間26日午後、フランスのマクロン大統領と会談をしました。

韓副主席はマクロン大統領およびブリジット夫人に、習近平主席と彭麗媛夫人のあいさつを伝えました。韓副主席は、「招かれてパリ五輪大会の開会式に出席することをうれしく思う。パリ大会が素晴らしく順調であることを祈る。今年5月に習近平主席が国賓待遇でフランスを公式訪問して成功を収めたことは、中仏の友情の特別さとレベルの高さを示すものであり、中国・EU関係の穏健な発展と世界の平和と安定にとって重要な意義がある」と述べました。

マクロン大統領は習近平国家主席と彭麗媛夫人への心からのあいさつを伝えるよう韓副主席に依頼し、韓副主席が習主席の特別代表として来仏してパリ大会の開会式に出席することに感謝と歓迎の意を伝えました。マクロン大統領は、「私は今年5月、習近平主席と友好的な雰囲気の中で会談を行った。習主席のフランス訪問は非常に成功した」と述べました。

韓副主席は同日夜、パリのトロカデロ広場で第33回夏季五輪大会の開会式に臨みました。さらに、金融家のロスチャイルド家が築いたロスチャイルド邸内の「中国の家」を見学し、マクロン大統領が各国の指導者や国際機関の責任者など重要な賓客のために開催した歓迎レセプションに出席しました。また、国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長が各国からの指導者や賓客のために開催した晩餐会に出席し、バッハ会長と会談しました。（提供/CRI）