Record China 2014年9月6日(土) 4時10分
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4日、中国の大学生はこのほど、「中国はなぜ世界で孤立しているのか。活路はどこにあるのか」と2人の専門家に質問した。資料写真。
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2014年9月4日、中国メディア・米爾網によると、中東など各国で中国大使を務めた華黎明(ホア・リーミン)氏と中国の国際関係学の第一人者・中国人民大学の金燦栄(ジン・ツァンロン)氏が、外交官を多数輩出している北京外国語大学で講演を行った際、同校の学生が「中国は世界から必要とされていると話されたが、それではなぜ中国は世界で孤立しているのか。活路はどこにあるのか」と質問した。
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質問に対し、華氏は「アジアの周辺諸国やアフリカの国々との関係は君が思っているほど悪くない」と指摘。40年以上外交に関わってきたが、そうした国々との関係は十数年前よりも向上していると話した。また、日本や東南アジア諸国とは領土問題があるが、これらの国は経済においては中国に深く依存していると指摘。中国とアフリカ諸国や周辺諸国との関係について楽観視していると話した。
金氏は、インターネット上では中国との関係悪化が誇張されて伝わっていると指摘。中南米や欧州の国々との関係は悪くなく、とりわけブラジルやドイツとの関係は良好で、ロシアとも冷戦以降最も良い関係を築いているとした。現在の国際情勢は以前よりも複雑ではあるが、だからといって中国の外交が失敗しているわけではないと話し、米国の反応を見ればそれは明らかだと指摘した。(翻訳・編集/岡田)
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