中国の腕時計ブランドがスイスの巨頭に挑戦―豪メディア

Record China    2024年7月28日(日) 7時0分

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24日、環球時報は中国の新興腕時計ブランドがスイスの腕時計産業に戦いを挑んでいるとするオーストラリアメディアの報道を紹介した。

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2024年7月24日、環球時報は中国の新興腕時計ブランドがスイスの腕時計産業に戦いを挑んでいるとするオーストラリアメディアの報道を紹介した。

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オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)の23日付文章を引用し、AFRが2022年に世界の腕時計の30%を生産し、5億個を輸出した中国の腕時計産業は、そのボリュームとは裏腹に、年間約1600万個しか輸出していないスイスの腕時計に比べると影響力が非常に小さいとした。

その上で、近ごろではスイス製腕時計に肩を並べることを目指す中国のメーカーが出現し始めていることを紹介。その一つとして「アトリエ・ウェン」を取り上げ、現状では年間2000個のみを生産する小規模なメーカーであるものの、今後10年以内に生産能力を高め世界規模のベストセラー製品を作り上げることを目標に掲げ、創始者が「独特な中国ブランドになるために、製造工程に加えてコンセプトやスタイル、アイデアで独自性を打ち出していきたい」と語っていることを伝えた。

また、広東省深セン市にある腕時計ブランド・ベーレンスは洗練された製造技術とコストパフォーマンスに優れた腕時計で頭角を表し、自社製ムーブメントを搭載した製品や、地球と月を表示するもの、レトログラード機構を搭載したものなどを発売しており、ますます多くの腕時計愛好者に注目されているとした。


さらに、ラオ・クアンのような中国の若い独立系時計メーカーも注目を集めつつあり、道教哲学や海洋野生生物など多様なテーマからインスピレーションを得た製品を生み出していると紹介した。

文章はその上で、中国の腕時計産業が世界的な影響力をスイス並みに高めることができるかについて、香港の時計愛好家コミュニティー創設者が、認知の広がりには時間がかかるとする一方で、中国の独立系メーカーの製品には「興奮すべきものがある」との見方を示したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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