2024年7月24日、韓国・SBS Bizは「韓国の出生児数が2カ月連続で増加した」と伝えた。

韓国統計庁が発表した「5月の人口動向」によると、5月の出生児数は1万9547人で前年同期比2．7％（514人）増加した。

4月の出生児数は前年同期比2．8％（521人）増の1万9049人で、22年9月以来1年7カ月ぶりに前年同期比で増加を記録していた。出生児数が2カ月連続のプラス成長を記録するのは15年10～11月以来8年6カ月ぶりのことで、今後も増加傾向が続く可能性に期待の声が高まっているという。

一方、5月の死亡者数は2万8546人で前年同期比1．2％減少した。出生児数は増加したものの、死亡者数が出生児数を上回り、人口は8999人の自然減だった。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「うれしいニュース」「この国の未来のためにも、たくさんの人が結婚して子どもを産むように支援、応援するしかない」「私も今年結婚するし、周りにも結婚する人が多い。結婚にかかる費用があまりにも高いから、そこから対策を進めてほしい」「コロナ禍で結婚を延期したカップルが続々と結婚しているからでは？」「国際結婚のおかげでこの国が健康になっている」などの声が上がっている。

そのほか、「現政権の統計は信用できないな」「変わったことは何もないのに、自然と問題が解決すると期待するのは無謀だ」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）