厚さ8mm超高純度フェライト系ステンレス鋼がラインオフ―中国

人民網日本語版    2024年7月24日(水) 10時30分

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中国宝武太鋼集団ステンレス鋼冷間圧延工場でこのほど、厚さ8mmの超高純度鋼ホットコイルがラインオフした。

中国宝武太鋼集団ステンレス鋼冷間圧延工場でこのほど、厚さ8mmの超高純度鋼ホットコイルがラインオフした。同工場の馮傑(フォン・ジエ)副工場長は「当集団が生産した第1弾の厚さ8 mm超高純度鋼ホットコイルで、従来の厚さより2 mm増した。これは当工場の超高純度フェライト系ステンレス鋼が設計限界を突破したことを意味する」と述べた。科技日報が伝えた。

厚板仕様超高純度フェライト系ステンレス鋼は主に自動車用ハイエンドフランジなどの部品の製造に用いられる。中国の毎年の需要は約5000トンで、輸出注文は1000~2000トン。同工場広幅原酸作業エリアの鄒慶華(ゾウ・チンホア)副主管は、「以前生産していた厚板仕様超高純度フェライト系ステンレス鋼の厚さは6mm以上だったが、8mmを超えていなかった。研究開発チームにとって、厚さを2mm増やすことは非常に厳しい試練だった」と述べた。

厚さ8mmの超高純度フェライト系ステンレス鋼の製造には、焼鈍工程に対する要求が厳しい。同工場技術品質室の王月省(ワン・ユエション)氏は、「技術センターの製品エンジニアとの複数回にわたるサンプリング分析、試験を経て、最終的に科学的な焼鈍工程を決定した。現在の製品の性能は以前の製品の質より大幅に好転し、ユーザーからのフィードバックも良好だ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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