台湾メディアの聯合新聞網によると、家族で沖縄旅行に出かけた女性の衝撃の告白がSNS上で大きな反響を呼んでいる。

報道によると、フェイスブックのグループで22日、ある女性が窮状を告白した。女性は夫とその連れ子の3人で沖縄に4泊5日の旅行に出かけた。旅行中は大いに楽しみ、たくさんの写真を撮ったという。

ところが、帰国前日の夜に夫から「沖縄はどう？」と聞かれ、「地理的には台湾の金門や馬祖のような感じで、みんな離島ね」と答えたところ夫の態度が豹変。拳を振り上げて女性を威嚇し、ベッドを殴りつけ、暴言を吐き、スーツケースを蹴った。

そして、「おまえは自分で飛行機に乗って台湾に戻れ」と言い、翌朝、女性を沖縄のホテルに置き去りにしたまま、子どもと共に先に台湾に戻ってしまったという。女性は「今ようやく自分で電車に乗って（沖縄の）空港に来たばかり。人生でこんなことは初めて。本当にひどい」とやるせない思いをつづった。

この投稿には1000件を超えるコメントが寄せられており、「本当にそんなことが？」などと驚きの声が上がった。また、「台湾に戻ってからどうするつもり？」との質問に投稿主は「今、那覇空港で手続き中。台湾に戻ったら離婚する」と返答した。

このほか、「速やかに離婚した方がいい。（夫は）感情のコントロールができなすぎる」「弁護士を探して、できる限りの権利を争うといい。本当にひどい話だ」「沖縄は間違いなく離島だよ。そうでなければ何だというのか」「せっかくの海外旅行が家庭内暴力（DV）事件になってしまうとはね」など女性に同情的なコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）