中国人観光客の男性が日本で襲撃される、中国ネットでは蘇州の日本人母子襲撃事件と比較する声

Record China    2024年7月23日(火) 11時0分

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大阪で中国人観光客が襲撃される事件が起きたことについて、中国のSNS上でも大きな関心が寄せられている。

大阪で中国人観光客が襲撃される事件が起きたことについて、中国のSNS上でも大きな関心が寄せられている。

報道によると、大阪市此花区の路上で22日、53歳の中国人観光客の男性が妻と歩いていたところ、突然男に背後から刃物で切り付けられ、金銭を要求された。男性が抵抗したところ、男は逃走した。男は身長170センチくらいで白いTシャツを着用していたとのことで、警察が強盗致傷容疑で捜査を進めているという。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では複数の著名アカウントが事件について投稿、先月24日に江蘇省蘇州市で日本人母子が刃物で襲撃された事件があったことで、関心が高まっている。

中国のネットユーザーからは「日本には胡友平(フー・ヨウピン)はいなかった」「どうやら日本には胡友平さんほど高尚な人はいないようだ」「なぜ胡友平のように立ち上がって阻止する日本人がいないのか」など、蘇州の襲撃事件で身を挺して日本人母子を守り死亡したスクールバス案内係の女性の名前を挙げるコメントが目立った。

また、「蘇州の事件は大騒ぎだったのに、この事件はトレンドにも入らないのか(後にトレンド入り)」「(蘇州の事件では)外交危機、国際犯罪、外資撤退…(と騒いでいたが?)」「これこそ“日中友好を破壊する行為”ではないのか」「日本には『日本人の最後のメンツを守る人』はいなかったのか?(胡友平さんが『中国人の最後のメンツを守った人』と呼ばれたことから)」など、蘇州の事件との扱いの違いに不満を示す声が多く上がっている。

このほか、「日本ですら安全でなくなったのか?」「大阪に行くたび、早朝に一人で散歩していた。今後はもうできなくなっちゃうのかな?」「先日には高齢者の窃盗集団がニュースになってた。不景気が多くの社会問題を生み出す」「日本の治安が悪くなったというより、日本人の生活が苦しくなったというべきか」「観光客がいなくなったら日本の景気がさらに落ち込み、治安も悪くなる」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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